はじめに
Reactを学び始めたとき、正直「コンポーネントって、ただのHTMLの分割?」と思っていました。
でも実際に触ってみると、ただの分割ではなく「UIを部品化して再利用できる仕組み」だと理解。
この記事では、学習を通じて気づいたポイントをまとめます。
Reactコンポーネントの基本
Reactでは、UIを「コンポーネント」という単位で作ります。
例えば、ボタンやカード、ヘッダーなどをひとつの部品として切り出せます。
function Button(props) {
return <button>{props.label}</button>;
}
- 関数として定義できる
props
を使ってデータを受け渡せる- 組み合わせてUIを構築できる
これがReactの基本的な考え方です。
学んで気づいた3つのこと
1. UIの再利用性が上がる
同じデザインのボタンやカードを何度も書かずに、1つの部品として使い回せます。
保守も楽になり「1箇所修正すれば全体が直る」安心感があります。
2. 状態を持たせられる
useState
を使えば、コンポーネント内で状態を管理できます。
function Counter() {
const [count, setCount] = useState(0);
return (
<button onClick={() => setCount(count + 1)}>
カウント: {count}
</button>
);
}
ただの見た目だけでなく「動きのある部品」として成長します。
3. データフローの意識が大事
親 → 子へとデータを渡す流れが基本。
最初は「props drilling(親子でデータを受け渡しまくる)」で迷子になりましたが、流れを意識するだけで理解が深まりました。
つまずいたポイント(失敗談)
- props drillingで混乱
データがどこから来てるのか迷子になりがち。 - JSXに慣れるまで時間がかかった
HTMLとJavaScriptが混ざった書き方が最初は不思議でした。 - コンポーネント分けすぎ問題
細かく分けすぎると逆に管理しづらくなりました。
まとめ
Reactコンポーネントは「UIの部品化」と「状態管理」が理解のカギ。
最初は戸惑いますが、慣れると「大規模開発でも整理されたコードが書ける」ことを実感します。
👉 次は Hooks や Context API に進んでみるとさらに理解が深まります。