Web制作を学び始めてしばらくすると、必ずぶつかるのが CSS沼。
- クラス名が長くなって管理が大変
- ファイルを分けてもどこで使われているかわからない
- デザイン修正のたびにCSSを追いかけるのが面倒
僕も数ヶ月前まで、この沼にハマっていました…。
でも、Tailwind CSS を導入したことで、状況がガラッと変わったんです。
今回は、導入して実感した 3つのメリット をまとめます。
1. ファイルが整理される
従来のCSSだと…
/* style.css */
.header-title {
font-size: 32px;
font-weight: bold;
margin-bottom: 16px;
}
.card {
border-radius: 8px;
box-shadow: 0 2px 4px rgba(0,0,0,0.1);
padding: 16px;
}
ページが増えると、CSSファイルも複雑化…。
どこで使われているか分からず、修正が怖くなることも。
Tailwindを使うと…
<h1 className="text-2xl font-bold mb-4">記事タイトル</h1>
<div className="rounded-lg shadow-md p-4">
<p>カードコンテンツ</p>
</div>
- CSSファイルを追わなくても、HTML/JSXのクラスだけでスタイルが完結
- 「この要素はどんなデザインか」が一目で分かる
2. 再利用可能なコンポーネント設計ができる
Tailwindを使うと、同じデザインパターンをコンポーネント化して再利用できます。
// Card.js
export default function Card({ children }) {
return <div className="rounded-lg shadow-md p-4">{children}</div>
}
// 使用例
<Card>記事の内容</Card>
- デザインの統一が簡単
- 修正はコンポーネント1箇所でOK
- プロジェクト規模が大きくなっても保守性が高い
shadcn/uiなどのUIライブラリと組み合わせると、さらに効率的にコンポーネント設計ができます。
3. 保守性が格段にアップ
Tailwind導入前は、ちょっと色を変えたり余白を調整するだけで、複数ファイルを修正する必要がありました。
Tailwindだと、クラスを置き換えるだけで反映されるので、後からの修正が圧倒的に楽。
また、既存のデザインパターンを壊す心配が減ります。
まとめ:Tailwindは学習も実務も効率化
Tailwind CSSを導入して実感した3つのメリットは…
- CSSファイルが整理される → 見通しがよくなる
- 再利用可能なコンポーネント設計 → デザイン統一が簡単
- 保守性アップ → 修正や変更が怖くない
「CSSで悩む時間」を減らすと、機能開発やUI改善に集中できるので、学習モチベも上がります。