こんにちは!今回は Google Maps APIの基本的な使い方 を整理します。
カフェやサロンのWebサイト制作では「アクセスページに地図を表示したい」という要望が多くあります。そのときによく使われるのが Google Maps API です。
Google Maps APIとは?
Googleが提供する地図サービスを、Webサイトやアプリに組み込める仕組み。
例えば:
- 店舗の地図を埋め込み表示
- 現在地からのルート表示
- 複数店舗のピン表示
などに使えます。
APIキーの取得と管理
- Google Cloud Consoleで「Maps JavaScript API」を有効化
- APIキーを発行
- 環境変数(.env.local)で管理
NEXT_PUBLIC_GOOGLE_MAPS_API_KEY=your_api_key_here
※ 公開するWebサイトで使う場合は ドメイン制限を必ず設定 して、不正利用を防ぐことが重要です。
実装の流れ(Next.jsの場合)
- scriptタグでAPIを読み込む
google.maps.Map
を使って地図を初期化
useEffect(() => {
const initMap = () => {
new google.maps.Map(document.getElementById("map"), {
center: { lat: 35.6812, lng: 139.7671 }, // 東京駅
zoom: 15,
})
}
const script = document.createElement("script")
script.src = `https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=${process.env.NEXT_PUBLIC_GOOGLE_MAPS_API_KEY}&callback=initMap`
script.async = true
window.initMap = initMap
document.head.appendChild(script)
}, [])
注意点
- APIキーの公開範囲を制限(リファラー設定を忘れない)
- 読み込み順エラーに注意(
google is not defined
が出やすい) - 無料枠ありだが、アクセスが多いと課金される可能性もある
まとめ
- Google Maps APIを使えば、Webサイトに「本格的なアクセスページ」を実装できる
- APIキーは
.env.local
で管理、必ず制限をかける - Next.jsでも簡単に組み込めるが、scriptの読み込み順に注意
今後は、Google Calendar API や外部サービスとの連携に応用すると、予約サイトやイベントページにも展開できます。